12月 2024アーカイブ

仕切り壁とテレビボード

こちらは現在お住まいのマンションのリビングのデザインを大きく変えてみたいと言うご要望でした。
もともと二間続きのお部屋で襖によって仕切られている間取りです。
これを完全に2つの別部屋に分けてしまい、一方は寝室に、一方はリビングとして区切るプランです。

襖を撤去し、敷居を利用しパネルを使って簡易式の壁を作りました。そして2本目のレールを利用して引き戸走らせ、出入口としました。

もちろん簡易式のの壁ですので、元の形に復旧しようと思えば可能です。
お客様が収納したいもののサイズ等をチェックし、それら全てが格納できる仕様となっております。
ダウンライトを仕込むことによって豪華さもアップしました。
かなり色々なアイデアを盛り込んだプチリフォームでした。

リビングソファ―

こちらは約15年前に購入された海外製のお客様こだわりのソファーです。 

1人掛けの方はソファーはウィングバックチェアという名称の椅子で、背もたれの両端がせり上がっており、体勢を崩した状態でも頭を預けられる型が特徴的です。
それだけに張り方が複雑で、技術力を必要とします。

もともとの張り生地が海外製なので、なかなか日本製の生地で同じようなものがございません。
やはりこだわりの椅子ですので、国産の生地からは選ばず、お客様独自で手配されました。
今回は生地支給にての作業で、元のクッションの固さを再現すること+完全に形を再現すること+生地に柄がありますので、チェア自体のセンターに柄のセンター合うように調整しなければなりません。
長時間お預かりしましたが、座り心地もバッチリ。
縫製技術、クッションの固さもご満足をいただきました。

年末年始の営業日のお知らせ

2024年の最終営業日は12月29日(日)迄、2025年は1月3日(金)より営業開始いたします。

新年を迎えるにあたり、買い替えなどで必要な物がございましたらお気軽にご来店くださいませ。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

フローティングシューズボード

こちらは一戸建てをリフォームするタイミングでご注文いただいたフローティングシューズボード。床へ置くタイプではなく、壁面に固定して脚を持たない形です。
脚がない分、土間がすっきりと見えますし、上がり框の床からも浮いており、しっかりと浮遊感が出ています。
扉に金具をつけない形状で、主材のウォールナットの質感のみを味わって頂けるスペシャル仕様です。
事前に間柱と呼ばれる壁の中に入っている家の骨格を調査していましたので、予定通り難なく取り付けられました。

1番左の扉の中は、スリッパを収納できるようになっており、靴だけではなく、周辺の片付けにも一役買っています。
やっぱり玄関は家の第一印象を与える場所ですので、シンプルで、且つ天然杢の持つ豪華さも感じ取れる仕様としました。
もちろん喜んで頂きました。